米国NIFにて核融合点火を実証 | 超高強度場グループ

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2022.12.14

米国NIFにて核融合点火を実証

米国エネルギー省が、2022年12月5日に国立点火施設(National Ignition Facility)にて核融合点火が実証されたと発表しました。
2.05 MJのレーザーエネルギー入力に対して、核融合で得られたエネルギーは3.15 MJであり、核融合反応によって、エネルギーを1.5倍増やすことに成功しています。
地上における制御熱核融合としては史上初めての成果です。

点火とは、太陽のように純粋に核融合反応によってエネルギーが得られることを意味します。
最初の点火への取り組みは2009年から2012年まで行われましたので、アメリカチームはそれから10年の時を経て点火を達成したということになります。
この事実は核融合が難しいことを意味していますが、その難問は解決されました。今こそ核融合エネルギーに向かう時です。この歴史的研究成果は、日本でも報道されています。
この歴史的快挙について、藤岡さんが以下の記事(一部)でコメントしています。

読売新聞
朝日新聞
NHKニュース
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