2025.8.31
高エネルギー密度(HED)プラズマ物理学およびレーザー核融合の分野で活躍する滝沢龍之介博士が、2025年度Chiyoe Yamanaka Awardを受賞しました。
本賞は、レーザー核融合および関連科学の発展において、卓越した研究成果と創造性、そして将来のリーダーシップを示した若手研究者に授与される権威ある賞です。
本賞は、レーザー核融合研究の草分けとして知られる故・山中千代衛名誉教授の名を冠した賞であり、その革新性と国際的な研究コミュニティへの貢献を顕彰するものです。
受賞者は、山中先生の精神を継承し、新しい科学の地平を切り拓く若手研究者として位置づけられています。
この受賞に伴い、滝沢博士は2025年9月にフランス・トゥールで開催される国際会議「IFSA2025(Inertial Fusion Sciences and Applications)」において招待講演を行います。
講演では、レーザー駆動核融合プラズマに関する先駆的研究、特に爆縮対称性の改善やホットスポット形成の最適化、さらには先進的な計測技術の開発について紹介する予定です。
滝沢博士の研究は、レーザー・プラズマ相互作用の物理理解を深化させるだけでなく、慣性核融合エネルギー(IFE)実現に向けた新たな道を切り拓いています。
今回の受賞は、次世代の核融合科学を担う有望な若手科学者としての活躍を期待するものです。