2025.4.25
瀧澤さんんの論文が Physical Review Research誌に掲載されました.
この研究では、レーザー核融合の「高速点火法」において、電子ビーム(REB)を使ったプラズマ加熱の効率を高める新しい工夫が紹介されています。研究チームは、高コントラストのレーザーと円すい形のターゲットを組み合わせることで、電子ビームがよりまっすぐ燃料の中心に向かうようにしました。これにより、電子のエネルギーが無駄なく伝わり、加熱の効率がこれまでの約2倍になりました。この成果は、将来のクリーンで持続可能なエネルギーである核融合発電の実現に向けた大きな一歩です。