2024.2.5
バギオ市で開催された第5回フィリピン真空学会国際シンポジウム(ISVSP 2024)では、表面科学、材料加工、プラズマ物理学に関する討論が行われ、日本の大学やアルバックなどの産業界からも大きな貢献がありました。発表では、試料の特性を向上させる大気圧プラズマ処理の進歩や、パルスレーザー蒸着や半導体エッチングにおける新しい技術が紹介されました。このシンポジウムでは、工業用途の材料開発におけるプラズマの役割が強調され、プラズマで強化された商業製品への強い関心が反映された。このイベントでは、フィリピン科学技術省との真空研究インフラ開発に関する議論など、今後の研究の方向性や協力の可能性に関する議論が行われました。