1. 居室
レーザー科学研究所の慣性核融合実験棟内にあります.一般的な什器類と共に,データ解析や資料作成のために,Windows PC又はMacを1台貸与します.
2. ミーティング
決まった日のお昼に,研究進捗に関する報告と議論,情報交換を行うためのミーティングを開催します.年次計画に対する進捗具合もチェックします.この他に,レーザーエネルギー学研究センター内のグループ報告会,全体会議,プロジェクト毎に関係者が集まった会議等が開催されています.
3. 勉強会
教科書,レビュー論文,最新の学術論文を使った勉強会を週に一回開催します.勉強会の講師は輪番制です.原則として英語で書かれた論文等を使います.
4. コロキウム
レーザー研に来られたゲストの先生に,最新の研究成果について紹介頂きます.開催は不定期で,メールにてアナウンスされます.主に英語での講演です.
5. 学会発表
修士課程以上の学生は,年に最低一回の学会発表を義務づけています.学会発表は,自分の研究成果を発表するだけでなく,自分の研究の位置づけや意義を見直す機会でもあります.
博士課程の学生は,修了までに最低一回の国際会議での発表を義務づけています.口頭発表で申し込むことを推奨しています.外国への旅費については可能な限りサポートしますが,自分でも獲得するよう努力してもらっています.
6. 国内・国際共同研究
レーザーエネルギー学に関する共同利用・共同研究拠点であるレーザー科学研究所では,国内外の多くの機関と共同研究を実施しています.
超高強度場科学に関しては,量子科学研究開発機構,九州大学,広島大学等と共同研究を実施しています.高速点火レーザー核融合に関しては,自然科学研究機構 核融合科学研究所,広島大学,東北大学,長岡技術科学大学等と双方向型共同研究を実施しています.
海外との共同研究としては,米国のローレンスリバモア研究所,ロチェスター大学,ネバダ大学リノ校,カルフォルニア大学サンディエゴ校,テキサス大学オースティン校,英国のラザフォード研究所,仏国のエコールポリテクニーク,ボルドー大学, スペインのマドリッド工科大学,ドイツのドレスデン工科大学,ロシアの国家研究原子力大学・モスクワ工科物理研究所,中国科学院,中国国家天文台,韓国原研等との国際共同研究を実施しています. 学生にも海外の共同実験に参加してもらっています.
7. ある学生の一日
平常時の生活リズムは基本的に学生に任せますが,我々の実験はチームプレイなので,実験中だけは時間厳守でお願いしています.